【DDR A3新オプション】表示タイミング調整ってどんな機能?【判定調整】

2023年3月13日に、DDR A3の選曲時オプションに「表示タイミング」が追加されました。
どんな機能?判定位置が調整できるの?等々、よくわからない方もいると思うので、本記事で解説したいと思います。

機能の概要

この「表示タイミング」の仕様は以下の通りとなります。

・未設定(従来通り)を±0.0として、−5.0〜+5.0の範囲で調整が可能
矢印の表示タイミング(判定ゾーンに対する目押し位置)が変わる。
+(プラス)の値にすると判定ラインが下に下がり−(マイナス)の値にすると判定ラインは上に上がる。
・金筐体限定の機能ではなく、他の筐体でも使用可能。
・コインプレーでも使用可能。

ざっくり言うと、主に目押しプレイをしている人向けの機能ですね。
あくまで矢印の目押し位置が変わるだけなので、曲の音に対する判定位置は変わらないことに注意してください。

DDRは曲によって判定位置が異なる場合があるので、「この曲だけ目押しがなんか違和感あってfast(またはslow)がいっぱい出るんだよな〜」とか、「普段金筐体で遊んでるから、X筐体だと目押し位置が変わって判定の感覚が狂っちゃうな〜」とかとか、思っている人には使い勝手のいいオプションになるのではないでしょうか。

基本的な設定の方針としては、以下のようになります。

FASTが多く出るなら+(プラス)の値に調整
SLOWが多く出るなら−(マイナス)の値に調整

実際のプレーでの見た目の違いについては、以下の動画をご覧ください。
最小値-5.0だと矢印が判定ゾーンにかなりめり込んだ位置、最大値+5.0だと判定ゾーンより手前の位置がマーベラスの判定になっていることがわかると思います。

 

動画のように、設定した値によっては見た目上の判定位置が結構変わります。
そのため、音押しメインで踏んでいる人でも多少は見た目の判定位置に引っ張られることを考えると、FAST/SLOWが偏りがちな譜面で、補助的に使うことで効果を発揮するかもしれません。

下の画像のように普段HID+で擬似判定ラインを作ってプレイしている人も、今回の表示タイミング機能で代替ができるかもしれませんね。

補足説明

とは言っても、「なんで目押し位置を調整するとマーベラスが取りやすくなるの?」とモヤモヤする方向けに、ちょっとだけ補足説明をします。

本来、判定ゾーンは下図のように、判定ゾーンに矢印がピッタリ重なったタイミングでパネルを反応させるとマーベラスが出るべきものです。

しかし、遊ぶ筐体の種類や曲によっては、下図のように判定ゾーンに矢印がピッタリ重なっていないタイミングで矢印を反応させないとマーベラスが出ない場合もあります。
(「場合もある」と書きましたが、中には常にこの違和感を感じながらプレーしている人もいるかもしれません。)
下図の例は、判定ゾーンにピッタリ重なるちょっと前に矢印を反応させないといけないパターンですね。

この「ピッタリ重なるちょっと前」というのが厄介で、「ちょっと」分を測る目に見える目印が無いため、これまでは「矢印が重なるこのくらい手前かな〜」みたいに個人の感覚で目押し位置を決めなければなりませんでした。

そこで今回の追加オプション「表示タイミング」の出番です。
例えば上の例のように、判定ゾーンの手前で踏まないとマーベラスが出ない、すなわち判定ゾーン通りに踏むとSLOWが出てしまうような場合には、表示タイミングを−(マイナス)に設定すると、実際の判定ライン(目には見えません)が上に上がり、判定ゾーンとピッタリに踏むとマーベラスが出るような調整が可能となります。

つまり、「表示タイミング」オプションは言い換えると、自分が気持ちよく目押しができる位置に目押し位置を調整できる機能と言えます。

判定ゾーンのどこを目印にして目押しをしているのか、目押し力(目押しの精度)がどのくらいあるのか、個々人によって異なりますので、目押し派の方は表示タイミングの設定値を色々変えながら試してみて、自分に合った設定値を見つけるのがいいのかなと思います。

まとめ

今回は、新たに追加された「表示タイミング」オプションについて紹介してみました。

ちょっとマニアックな話になりますが、同じ金筐体でも、最近になって導入された第3ロットの金筐体だとSLOWが出やすいという話もあります。
スコアアップ目的の使用はもちろんですが、普段と違う筐体でプレーする際の違和感を解消するのにも一役買ってくれそうなオプションですね。

私の場合も、いつもと違う筐体でプレイすると判定に慣れるまで時間がかかったり、またいつもの筐体に戻った時には逆に感覚が狂ってしまったり、、なんてこともあったりしました。
「この種類の筐体では表示タイミングを〇〇にする!」等と自分で決めておけば、普段と違う筐体でプレイする際の抵抗感が減り、今までよりもDDRを遊ぼうと思えるシーンが増えるかもしれませんね♪

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