DDRにおすすめな靴の選び方

スニーカー

DDRに合う靴ってどういうのを選べばいいんだろう?と悩んでいる人は多いんじゃないかと思います。
どんな靴でもある程度踏める!という人ももちろんいると思いますが、私の場合、合わない靴を買ってしまうと別人のようにスコアがガタ落ちしてしまうんですよね(特に高難易度の譜面)。。逆に個人的に良いと思っていた靴でスコアが伸び悩んでいた時期に、思い切って靴を変えてみたらうまいことマッチして新規のLv.18 AAAがぽんぽん出るようになり、前の靴はそれほど合ってなかったのかぁと感じることもあったり。そんなこんなで、私の場合靴選びはかなり重要と感じています。

今回は、試行錯誤しながらDDRの靴選びをしてきた中で気づいた選び方のポイントなどを紹介していきたいと思います。
個人の感覚に基づいている部分が多分にありますので、ご了承頂いて読み進めてもらえると幸いです。

DDRに適した靴の選び方

一般的な運動靴の構造

まずは一般的な運動靴の構造の紹介です。
ランニングシューズを例にすると、主に「①アウトソール、②アッパー、③シューレース、④タン(ベロ)、⑤シューホール、⑥トゥーガード、⑦ミッドソール、⑧インソール、⑨ヒールカウンター」などのパーツから成っていることがわかります。

ランニングシューズの構造

ランニングシューズの構造
出典:意外と知らない? ランニングシューズのパーツ名称と役割を知ってシューズを選ぼう

この中で、主にDDRのプレイに影響してくるのはアウトソール、ミッドソール、インソールから成るソール部分(靴底)や、足全体を包むアッパー部分と考えています。

具体的にどんなポイントをおさえればよいのか見ていきましょう。

DDR用シューズの選定ポイント

私の場合、大きく分けて「フィット感、軽さ、柔軟性、グリップ、通気性、価格」の6つのポイントでシューズを選んでいます。

フィット感

一番大事なのが靴を履いた時のフィット感です。
他の条件がどんなに良くても自分の足にフィットしない靴を選んでしまうと、スコアが出るどころか最悪足を痛めたり怪我をしてしまう可能性があります。
つま先や足の甲はきつくないか?歩いたときにかかとが浮かないか?痛む部分はないか?」など、各部に違和感がないか慎重に確認しながら試し履きをしましょう。

軽いし見た目もカッコいいけど若干きつい気もするかなぁ…と悩んでいると、店員さんが「履いていれば靴が足に馴染んできますよ^^」と言ってくれますが、個人的にはまず馴染んだ試しがありません…笑。この「若干きつい気もするかなぁ」という曖昧ながらも確かな感覚を大事にしてください。自分に合う靴は試し履きの時点で自分にしっかりフィットしてくれます。

また朝夕で足の大きさは微妙に変わるため、靴を買いに行く際はなるべく午後(足が大きい状態)に買いに行くのが良いようです。(参考:ランニングシューズの選び方、ASICS HPより

軽さ

スピードが早く物量が多い、いわゆる高難易度譜面を踏みやすくするなら、とにかく軽い靴がおすすめです。
下の画像のように、同じサイズの靴であっても、アッパーやソールの素材によって靴の質量は大きく変わってきます。(実際手で持つとわかりますが、数十グラム違うだけでもかなりの質量差を感じます。)

重い靴と履き比べてDDRをプレイするとより実感できますが、足の動かしやすさや疲労の蓄積度合いが段違いです。単発のような低難易度の曲ではそこまで恩恵を感じないかもしれないですが、自分の適正レベルかそれ以上の高BPM・物量譜面のスコアを伸ばしたい人は、なるべく軽い靴を選ぶ方が良いと思います。

軽いとパネルが反応しにくいのではと心配になる人もいると思いますが、パネル反応に関しては体重に比べて靴の質量は誤差レベルです。きちんと体重を乗せて踏めているか?の方が重要だと個人的には考えます。

柔軟性

硬いソールの靴でDDRをプレイすると足裏や膝、腰への衝撃が強いため、怪我や痛みの元となりがちです。
下の画像のように、手で押したときに適度にソールが返る程度は柔軟性があるものの方がオススメです。

クッション性があり足に優しいだけでなく、ある程度足の動きに靴の形状が追従するため、つま先踏みとベタ踏みの併用時など、無理なくスムーズに足を動かすことができます。
個人的には足裏の自由が効くため、柔らかいソールの方が2枚抜きもしやすく感じますね。

グリップ

グリップに関しては、靴底のグリップが強すぎない靴を選ぶことが大事です。
なぜならDDRをプレイする際、グリップを強くする処置は簡単にできますが、グリップを弱くする処置は簡単にはできないからです。

グリップが弱い靴の場合、パネル上にホコリや汚れがある際に足が滑りやすかったり、踏ん張りが効かず踏みづらいことがあります。しかしこれは、筐体に備え付けの雑巾などでパネルを拭くことである程度改善できます(詳細はこちらの記事のウエットティッシュの項を参照)。

逆に体育館履きのようにグリップが強すぎる靴の場合、足がパネルに取られ高難易度譜面を踏む際に足を動かしにくくなります。こちらは潤滑剤を撒くなど、よほどの処置をしない限り基本的に調整出来ません。(潤滑剤に関しては一度撒くと簡単には落とせないため、禁止されているゲームセンターも多いです。)

試し履きする際には、グリップ力がどの程度のものかも確認してみるとよいかもしれません。

通気性

足を動かすゲームという性質上、プレイ中は思いっきり汗をかくので、通気性が悪いと靴の中が蒸れやすいです。アッパー素材がレザーや布のものよりも、運動靴のように通気性の良いメッシュ生地になっているものが快適でオススメです。

アッパー素材(メッシュ)

メッシュ生地のアッパー素材

価格

安くてもいいものは沢山あるのですが、安すぎるものは耐久性に難があるものも少なからずあります。昔A◯Cマートで3000円くらいで買ったスニーカーは1年経たずにソールの一部がペラペラのロースハムみたいに薄くなってしまいました…笑。

1万円以上するような高価なスポーツシューズは必要ないと思いますが、足を守るためにもある程度作りのしっかりしたものを選んだほうが良いと思います。

私のDDRシューズ紹介

参考までの紹介ですが、今私が履いている靴は上の写真にも載せているスケッチャーズのGo Walk Max(Amazonリンク)というものです。
カテゴリーとしてはウォーキングシューズなんですが、分厚めのソールでありながら、軽さとクッション性、そして試し履きした時のフィット感に感動して購入し使っているものです。
残念ながらメーカ廃盤となってしまい、現在は高価格なものしか流通していない模様。。

スケッチャーズの店員さんに直接聞いてみると、GO Walk Evolution Ultraというものが現在の後継モデルらしいです。試し履きさせてもらったところ、後継モデルというだけあってフィット感・軽さ・柔軟性はもちろんその他の点も問題無くDDR用の靴として使えそうでした。今の靴を履き潰したら早速使ってみようと思っています。

まとめ

今回はDDR用の靴について、個人的な選定ポイントをまとめてみました。
当然ですが同じサイズのものでもメーカさんによって作りが異なるため、足へのフィッティングが全く変わってきます。ガンガン試し履きして自分に合った一足を見つけましょう!

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