【ゲームセンター】DDRの聖地、秋葉原エアタワの運営エターナルアミューズメントが破産

東京秋葉原の「エターナルアミューズメントタワー by Asobox」(通称:エアタワ)他、キラキラAsoboxなどを運営する(株)エターナルアミューズメントが破産したとのニュースがありました。

破産となった経緯

記事によると、新型コロナウイルスによる来店者数と売上の減少により資金繰りのメドが立たなくなったことが原因とされています。

今年に入り新型コロナウイルスの流行で各店舗の来店者数と売上高が大幅にダウン。3月6日には本店事務所に「新型コロナウイルス感染症対策におきまして感染リスクがあることを勘案して臨時休業とさせていただくことを決定しました」との張り紙を出していた。その後は一部従業員のリストラなど再建策を模索したものの、ここにきて資金繰りのメドが立たず、事業継続を断念した。都内初の新型コロナウイルス関連倒産となる。

店頭でもコロナウイルス感染拡大の影響を受けて臨時休業する旨の張り紙がありました。
3月下旬には営業再開予定とのことでしたが、まさか運営元倒産の事態になってしまうとは。。

エアタワについて

元々はトライアミューズメントタワー(トラタワ)というゲームセンターでしたが、2017年に運営元が(株)エターナルアミューズメントとなり、現在のエターナルアミューズメントタワー(エアタワ)となりました。

ビルの3階〜8階でゲームセンターの営業をしており、コナミ・セガの音ゲーの他、格闘ゲームなどのビデオゲーム、プライズやレトロゲームなど様々な種類のゲームが充実していました。
音ゲーについて言えば、全国でも珍しいbeatmania THE FINALやKEYBOARDMANIA3(キーマニ)が設置されているのはご存知の方も多いのではないでしょうか。

エアタワのDDR

エアタワはDDRの聖地としても有名なゲームセンターでした。

同店には2019年3月より限定出荷となった非常に稼働数が少ないDDR20周年記念筐体(金筐体)が設置されています。しかもパネルの底上げ&メンテナンスがかなり行き届いており、DDRプレイヤーの間でも非常に踏みやすいと評判になっていました。関東では唯一、金筐体でプレイ動画をライン録画することができる筐体でもありましたね。

 

また、今となってはなかなか遊べないDDR 4thMIX PLUSDDR EXTREMEなど、定期的に中身が変わる旧作を遊ぶこともできました。昔ゲームセンターで遊んでいた曲や家庭用でも遊べないような曲をアーケード筐体で遊ぶことができる貴重な環境でした。

 

さらにKAC(KONAMI Arcade Championship)が開催される際には、9th KACにてDDR部門のチャンピオンとなったCHRS4LFE氏をはじめ、海外から来日するプレイヤー達と競い会うDDRの世界大会「EXTRA EXCLUSIVE」がエアタワ内で開催・配信され毎年話題を呼んでいました。

 

プレイしやすい環境や機種が充実していたことはもちろん、貴重なプレーヤー同士の交流の場でもあっただけに、今後エアタワが閉店しDDRができなくなってしまうことを考えると非常に残念に思います。

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