【DDR】捻り（ひねり）：踏み方のコツと練習曲

はじめに

交互踏みの中でも足が横向きにクロスするような譜面配置および踏み方を「捻り（ひねり）」と言います。
正面を向いた通常の交互踏みを除いては、最も使用頻度が高い交互踏みのテクニックです。
体を捻った状態での交互踏みが求められるため、通常の交互踏みよりも難易度は高めです。
捻りは譜面の形からさらに「ビジステップ」や「アフロ踏み」に分かれます。

捻り：譜面と足運びの例

基本の配置

譜面と足運びの例を見ていきましょう。

上の動画に出てきた4種類の配置が最も基本的な譜面配置で、「ビジステップ」と呼ばれています。
足をクロスする動きに合わせて上半身も軽く捻ることが、踏みやすくなるコツです。

逆足入り

同じ譜面ですが、今度は違う踏み方を見てみましょう。

先程は入り足を「左パネル：左足、右パネル：右足」としていましたが、今度は逆に入り足を「左パネル：右足、右パネル：左足」としています。このように、入り足を左右のパネルの方向とは反対の足で踏むことを「逆足入り」と呼びます。

下の譜面のように、前後の配置によっては逆足入りで捻りを踏まなければいけない場面も多くあるため、上の4種類は逆足入りでも踏めるように練習しておきましょう。

捻りの上達のコツ

捻りの上達のコツを３つ紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

①捻りで踏める譜面は捻りで踏む

捻りの譜面配置は、実はスライドでも取ることができます。
特に短い捻り配置の場合、体を捻る必要が無いスライドの方が楽に踏める場合も多いと思います。
しかし、スライドだけを使っていると捻りが上達がせず、いずれ高難易度の長い捻り譜面で悩むことになります。スライドを練習したいという人は別ですが、そうでない場合は捻りで踏める譜面はなるべく捻りで踏むように心がけましょう。

②逆足入りも考える

上で紹介した譜面のように、一見複雑そうな譜面でも入り足を変えるだけで難なく交互に踏める配置がたくさんあります。「スライド譜面かな」と思っても逆足入りだとどうなるか考えるクセをつけましょう。もちろん逆足入りでも体が後ろ向きになってしまう譜面もあるので、その時はスライドの出番です。

③上流の矢印を意識する

捻りは、通常の交互踏みに加えて体を捻る動作が加わります。
そのため「(1)譜面を認識する→(2)体を動かす」ことに通常の交互踏みよりも時間がかかってしまいます。
結果、踏む瞬間の矢印だけ見て反応で踏もうとしても、「体の動きが追いつかずノーツが踏めない」なんてことが起こりがちです。
そこで捻りの動作をスムーズに行うためには、事前に上流の矢印を把握しておくことが大事です。
そうすることで、「(1)譜面を認識する」作業を事前に済ませることができるため、「(2)体を動かす」ことがスムーズに行えます。
特にBPMが速かったり、複数回の捻りを含む長い譜面配置を踏むような場合では上記の意識が重要になってきます。次はどんな配置が流れてくるのか、譜面の上流に常に意識を向けながら矢印を処理していきましょう。譜面の上流が見えなくなってしまうため、あまり譜面が頭に入っていない曲でハイスピを上げ過ぎるのは禁物です。

捻りの練習曲

捻り配置が多く出てくる譜面を集めてみました。
逆足入りのものも多いため注意してくださいね。