【コロナ対策】屋外運動ではスポーツマスクをしよう

はじめに

昨今の新型コロナウィルス感染拡大を受け、京都大学の山中教授をはじめとしてランニングやジョギング時のマスク・バフ等の使用による感染予防エチケットの呼びかけがされています。

外出自粛が続く中で、屋外での運動を始める方も多いと思いますので、今回は屋外運動時のマスク利用やエチケットの理解のために、スポーツ用マスクの紹介をしていきたいと思います。

そもそもスポーツマスクとは?

スポーツマスクとは、主に屋外での運動時に装着することを目的としたマスクのことを言います。

主な用途としては大気中のホコリや花粉・排気ガスなどの吸込防止の他、防寒や日焼け防止機能があるものもありますね。
一般的な使い捨てマスクとの違いは、激しい運動でもずれにくくフィット性が高いこと、洗濯により繰り返し使えるものが多いこと、そしてなによりも通気性が良く息がしやすいこと、などが挙げられます。

注意しておきたいのは、一般的なウィルス対策用の使い捨てマスクのようにウィルスカット機能があるものは非常に少ないことです。

下に示す「粒子の大きさ比較」のように、ウィルスをカットするマスクには0.1μmオーダー以下のフィルターが必要となります。

花粉やウィルスなどの粒子の大きさ
スギ花粉         30~40μm
黄砂           0.5~5μm
PM2.5         2.5μm以下
インフルエンザウイルス  約0.1μm

出典:サンドラッグHP「マスクの付け方・選び方」より

流通している多くのウィルスカットマスクは、外装箱に下記のようなPFE(0.1μm)試験によるフィルターの検証評価をしている旨の記載があります。

BFE,PFE,VFE試験

ウィルスカットを銘打っているスポーツマスクも中にはありますが、購入時は上記に類するような根拠の記載があるか確認しておいた方が良いですね。

屋外運動時でもウィルスをより確実に防ぎたいという方は、多少息が苦しくなりますがスポーツマスクではなく使い捨てのウィルスカット機能付きマスク等の方が安心して使えると個人的には思います。(息が苦しい分、低酸素トレーニングのような心肺機能向上の副次的効果もあるかもしれません笑)

エチケットとしてのスポーツマスク

ウィルスがカットできないならなんで話題になっているの?と思うかもしれませんが、スポーツマスクは「飛沫感染で他者にウィルスを移さないためのエチケットアイテム」という点で注目されています。

一見元気に見える人でも、発症前であったり無症状感染者であった場合、体内のウィルスが運動中の激しい呼吸によって飛沫と共に周囲に飛び散ってしまう可能性があります。
そこで、ランナー同士や道行く人がお互い気持ちよく過ごせるようマスクをしてジョギングエチケットを心がけましょう、ということなんですね。

オススメのスポーツマスク

スポーツマスク について、個人的なオススメを2種類紹介します。

ジョギングエチケット用

コロナウィルス感染対策のエチケットとしてランニングやジョギング時に身に付けるものとしては、山中教授が紹介していたバフのようなものが良いと思います。

特にこれから夏の暑い時期に入るので、日焼け防止や冷感・吸汗速乾機能が付いているものがオススメです。顔の下半分から胸元まで大きく覆うことができるので、日焼けが気になる女性も安心ですね。

花粉対策も兼ねる場合

どうせなら花粉対策もしたい!という人の場合は、フィルター機能があるスポーツマスクを購入するのが良いと思います。
下記は業界で有名なNAROO(ナルー)さんのマスクで私も愛用していますが、マイクロフィルターによる花粉や空気中の小さなホコリをカットする機能があります。
フィット感が良く、走った後に喉が痛むことも減りオススメです。
バフよりも小さく手洗いがしやすいのも◯。

まとめ

さて、今回は屋外での運動時のエチケットアイテムとなるスポーツマスクの紹介をしてみました。
お互いに配慮してみんなで気持ちよく運動したいですね^^
こまめな水分補給と運動後の手洗いうがいも忘れずに行って感染予防をしていきましょう。

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