【DDR】テクニック解説:つま先踏み/ベタ踏み

はじめに

交互踏みやスライド等の個別のテクニックを覚える前に、DDRをプレイする際のパネルの踏み方として「つま先踏みと「ベタ踏みというものがあります。
「つま先踏みだから(またはベタ踏みだから)この踏み方ができない」といったことはありませんので、最初はプレイしてみて自分になじむ方の踏み方で良いと思います。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

つま先踏み

つま先踏み

つま先踏みの基本姿勢

つま先踏みは、文字通りつま先立ちで踵を浮かせた状態でパネルを踏んでいく踏み方です。

つま先踏みのメリットは荷重を1点に集中できるのでパネルを反応させやすいことと、接地面積が小さいため他のパネルを意図せず踏んでしまう吸い込みによるミスが起こりにくいことです。
パネルを安定して反応させられるため初心者の人にオススメの踏み方ですね。
逆にデメリットはつま先だけで踏む必要があるため、パネル間の足の移動距離が長いことや、つま先立ちをし続けるため疲れやすいといった点があります。

ベタ踏み

ベタ踏み

ベタ踏みの基本姿勢

一方、ベタ踏みは足裏全面を状況に応じて使い分ける踏み方になります。

基本姿勢は足裏全体を接地していますが、↑を踏む時はつま先で踏み、↓を踏む時は踵を使います。また左右の矢印は状況に応じてつま先や踵、足裏の外側(土踏まずの反対側)を使って踏んでいきます。

ベタ踏みのメリットはなんといっても足の移動距離が短いことです。
例えば右足で「↑、↓」と踏む場合、↑をつま先で踏んだ後↓を踵で踏むことで、つま先踏みよりも少ない移動距離でパネルを踏むことができ、パネルを踏む速さの向上や体力消費を抑える省エネ化に繋がります。
デメリットとしては、足裏を使い分けてパネルを反応させるのに慣れが必要なことや、接地面積が大きいため誤って他のパネルを踏んでしまった際吸い込みによるミスやグッド判定の発生が起きやすい、といったところでしょうか。
利点が大きい分うまく使うにはテクニックも要されるため、上級者向きの踏み方と言えますね。

まとめ

さて、今回はつま先踏みとベタ踏みの特徴について紹介してみました。
あらためて両者の特徴を見てみましょう。

つま先踏み/ベタ踏みのメリット・デメリット
踏み方 つま先踏み ベタ踏み
メリット ・パネルを反応させやすい
・吸い込みが起きにくい
・移動距離が短い
・踏む速さの向上
・省エネ
デメリット ・移動距離が長い
・疲れやすい
・慣れが必要
・吸い込みが起きやすい

それぞれ一長一短がありますが、高難易度譜面をプレイする際は足運びが忙しくなるため、移動距離が短いベタ踏みが使えるとだいぶ楽になります。
ちなみに私は元々つま先踏み派でしたが、高難易度・高BPMの譜面に足が追いつかなくなりベタ踏みの練習を始め、今は完全にベタ踏みになりました。

もちろんつま先踏みを極めて上記のような譜面を踏みこなしている人もいますが、つま先踏みで行き詰まってきたなと感じたらベタ踏みを取り入れてみるのもよいかもしれません。

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